東洋医学では医は仁術といいます
あわだたしく過ぎ行く日々に少しでもゆったりと健康に暮らせる為の工夫、古臭いで済ましたくない日本の古来からの知恵や文化
鍼灸師をしてきて日々思う事を書いてます
 
醗酵食品
0

    紫陽花

    グルメ大国日本、などという言葉をよく耳にします。

    テレビをつければ、どこかのチャンネルで何がしの食べ物番組、グルメ番組が流れています。
    デパートにはドレッシングだけでも、数十種類ならんでいたり、お取り寄せといった日本全国の商品を電話やインターネットですぐに届けてくれます。インスタント食品にも講釈が書かれています。

    見た目にも鮮やかで、甘くて、やわらかくて、くせになる美味しさが溢れています。

    しかし、食事と言うのは単に美味しい物を食べればいいのでは有りません。食事が身体に様々な恵みをもたらしてくれるからです。

    本来の日本食としてイメージされる、味噌、醤油、酢、みりん、納豆、漬物などの食べ物のイメージ
    してみてください。

    冷蔵庫も無かった時代に、長期保存でき、野菜や魚の味を引き出してくれる素晴らしい食品です。
    長期保存できるのは、発酵食品に含まれる乳酸が雑菌の繁殖を抑えることによっての事ですが、こ
    の発酵時の微生物の増殖でアミノ酸を分解したりすることでいろんな風味となります。

    そして発酵食品にふくまれる微生物は、私たちの身体に入ると、とても良い働きをしてくれます。
    私たちの身体は、様々な菌と共生しているからです。

    その量は、腸の中には1キロ、皮膚には0,1キロで、常在菌と呼ばれます。
    その常在菌によって例えば皮膚の保湿やバリアをしたり、紫外線や病原菌から皮膚を守ってくれた
    り、腸内では病原菌、有害菌などからの感染を防いだり、腸内のpHを調整したり、免疫系を賦活した
    りと様々な役割を果たしてくれています。

    特に昨今、効率や利率、衛生面などから生きたままの発酵食品がどんどん減ってきていると思います。それに引き換え過剰な清潔志向、殺菌抗菌、生活の中で自然の土、植物に触れる機会の減少などで身体に良い微生物が接する事がどんどんなくなってきています。

    食べ物の力は栄養分析でわかること以上の要素が存在すると思います。

    味噌だけでも様々な種類があり、みりん一つとっても面白そうです。発酵の時期で味もさまざまで、それこそグルメ番組にぴったり?では?

    グルメ大国の割りには、巷に溢れるレトルト食品の量には驚かされますが、先人の知恵を後生に伝える為にも、日本の発酵食品はもっともっと大切にして行きたいです。

    【2011.05.30 Monday 10:48】 author : hiyoridou
    | 食育 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
    桃太郎いわし
    0
      食欲の秋ですが、最近我が家では玄米食がブームになっています。
       
      玄米食べられたことありますか?

      一般的に『食べにくい』とか『パサパサしてる』とか『消化が悪そう』など敬遠されがちですが、私の感想ではそれほど食べにくいものではないです。

      理由はカンタンで、少しズルをしてまして、家庭用の精米機で玄米を三分搗いて食べているからです 。

      My精米機

      それでも玄米の成分もしっかり残っている気がします。噛んだ感じも程よい感じです。

      そしてメインのおかずは『桃太郎いわし』といういわしの干物

      『ひもじ〜』と思われるかもしれませんが、これが非常に美味しいんです。 元々魚が好きなのですが近所のスーパーの片隅に売っていたこのいわしは最高です。それも非常に安っすい!!
       
      あとは、味噌汁に酢の物、糠漬けと野菜を少し。
       
      以前仕込んだ味噌もいい感じになってきました。
      手前味噌

      そして食事中にお酒、食後におやつを少々…

      昨日の食事中には『ガッツリ肉料理特集!!』というTV番組を見ながら

      飲みに行くとついつい食べすぎ、飲みすぎコースなのでせめて家では健康に気をつけようと思う今日この頃です。
      【2010.10.22 Friday 14:08】 author : hiyoridou
      | 食育 | comments(2) | trackbacks(0) | - | - |
      手前みそ その2
      0
        味噌造りです。
        まず一晩水に漬けた大豆1,5キロを5時間煮ます。



        水はその都度継ぎ足します。大豆は水を含むと大きく膨らむので大きめの鍋が必要です。

        その間に、塩と麹を混ぜ合わしておきます。



        初めて麹を触りましたが、なんともいえない匂いがします。

        煮立った大豆を熱いうちにつぶしていきます。





        大量の大豆、麹で家中の鍋、ボールフル出動です。

        つぶした大豆に先ほどの麹と塩を混ぜあわせていきます。
        少しずつ、大豆の煮汁を加え、しっとりとしてくるまで混ぜます。熱いので注意。

        混ぜ合わせた大豆、麹、塩を甕の中に入れていきます。しっかり詰めないで空間が出来ると、その部分にカビが出来るらしいので、小さなボールくらいに丸め、たたき付ける様にしっかり詰めていきます。



        詰め終われば、ラップで表面を覆い塩をのせ重りをのせて保存します。

        三ヶ月ほどしたら、天地返しをして、半年から一年で完成です。(天地返し、完成までの期間は季節によって変化します)

        時間はかかりましたが、難しい事はありません。(床じゅうに大豆が飛び散りましたが…)出来上がりが楽しみです。その時はまた御報告いたします。
        【2010.03.01 Monday 10:32】 author : hiyoridou
        | 食育 | comments(3) | trackbacks(0) | - | - |
        手前みそ その1
        0
          たまにスーパーに買い物に行くと、最近のヨーグルトの種類の多さに驚かされます。そして名前が大変ややこしい。

          ここまでたくさん出回っているのは、乳酸菌を摂取することで、腸内の善玉菌が増えると言うことも一端にあるようで、腸内の環境を良くしていくと免疫力が上がり、風邪などに引きにくくなる、という事も云われているようです。

          それこそ、昔の冷蔵庫などのない時代には、食品の腐敗を防ぎ長持ちするように食物を発酵させた、みそ、醤油、糠漬け、酒、鰹節などの発酵食品を毎日の食事で摂っていたので、それらの食品中の乳酸菌を知らず知らず摂っていたのが、冷蔵庫の不及、保存料や食品添加物の急増、食品製造コストの削減、などで味はみそや醤油だけれど、中身はまた違っている様な食品が増え、わざわざ乳酸菌を取らなければならなくなってきている気がします。

          それでも、中々本物の醤油、みそを探してまで買う機会もなかったのですが、何気なく見たチラシにみそ造りセット(大豆、麹、塩)なるものが、あったので作ってみました。

          その様子は次回に!!
          【2010.03.01 Monday 10:01】 author : hiyoridou
          | 食育 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |