電話は携帯電話に転送されますので、休診中も9時から20時で予約電話の受付をしています。
今年一年格別の御引立てを賜り厚く御礼申し上げます。
これからも変わらぬご愛顧のほど宜しくお願いいたします。
皆様、良いお年をお迎えください。
JUGEMテーマ:鍼灸・漢方・東洋医学
所属している関西漢方苞徳之会の合宿でした。
年に一度行われる、鍼灸の合宿でここ数年は六甲で行わています。
今年は紅葉がとても綺麗でした。
勉強会は宿舎とは別棟(茶色い屋根の建物)で行われます。
なんと名前が『健康道場』
今年はプロジェクターなど機材が増えていてますます良かったです。
なかなか普段集まれない治療家同士が二日間実技勉強漬けになり、夕飯後はお酒も入って楽しい、危ない⁉話が飛び出したり。
例年かなりお土産(普段の例会ではでない情報など)をいただき帰らせていただいています。
少しでも患者さん一人一人の健康管理、増進に還元できるようにますます精進していきます。
それにしても一年経つのが早いです。
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今回で第24回を迎える東アジアの古典医学を研究する学会です。
私も、第21回から参加させていただき、今回3回目の発表でした。
会場は京都で毎回絶好の紅葉の季節。
地下鉄の階段を上がると目に飛び込んでくる紅葉を見る余裕もなく会場に向かいます。
タイトルは
『傷寒論』『金匱玉函経』『金匱要略』における「火」の概念
発表は10分足らずなんですが、準備にかなりの時間を費やします。(当たり前ですね…)
毎回感じることなんですが、医学の古典に情熱をかたむける鍼灸師(それ以外の方もいます)がこのような形での学会を行なっているということ自体が素晴らしいことだと思います。
特別公演は東京大学名誉教授 東方学会理事長池田知久先生の『淮南子』の目的と構成 ー道徳と人事の葛藤ー」でした。
池田先生の講演は昨年に引き続き2回目で、『淮南子』に対する捉え方がぐんと深まった気がします。懇親会でも色々とお話を聞かせていただき、大変有意義な時間を過ごすことができました。
発表前は終わったらゆっくりしようと思うのですが、いざ終わると反省や課題がどんどん湧いてきて、新たな気づきに気持ちが高ぶります。
打ち上げに向かう頃には辺りは真っ暗で、またもや紅葉を眺めることはできませんでした。
患者さんに少しでも還元できれば幸いです。
昨日のお酒は美味しかったです。
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テーマは「美しき鍼灸」
鍼灸の世界大会が日本で行われるのは23年ぶりのことで、30を超える国の方が集まりました。
「鍼灸は中国が本場なんでしょ?」なんて思われる方もいると思いますが、日本の鍼灸にも1500年の歴史があります。
それは他の国からの医療技術が日本古来からの身体感や風土と交わることで発展してきました。
二日間の大会で頭も身体もクタクタになりましたが、色々な先生方との出会い、様々な研究成果と触れることでまた新たな力をいただきました。
美しき鍼灸
実技セッションでの先生方の手さばき、患者さん役の方(赤ちゃんから大人まで)とのスムーズなやりとり、古来からの日本における伝統の系譜、西洋医学的角度からの研究成果、海外での鍼灸普及活動
日本には多くの鍼灸流派がありますが、全てはその先生方が受け持っている患者さんのために発展したものであるはずです。
やり方は様々あると思いますが求めるところは同じはずです。
美しさを誇れる業界であることを願いたいものです。
とても有意義な二日間でした。
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当日は黄先生の他も大変豪華な内容でした。
北里大学東洋医学総合研究所を退官される小曽戸洋先生
のルーツを知ることができた「漢方研究60年」
茨城大学教授を退官される真柳誠先生の「医籍研究の将来構想」は、
ご自身が医籍を研究されたプロセス、出来事、これからの研究について
など大変興味深いお話でした。
まだまだ興味深い話はありましたが、報告はこれくらいにします。
自分の研究についての、課題や方向性を見つけるつもりで参加したのですが、
いくつかヒントをいただけた気がします。